Translations:Power management/Processor/12/ja

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デフォルトのCPUFreq governor
オプション モジュール サポートされるCPU 備考
'performance' ガバナー cpufreq_performance /sys/devices/system/cpu/cpu*/cpufreq/scaling_max_freq ファイルによって定義される、利用できる最も高いプロセッサ周波数に静的に設定します。 近年の Intel の Core プロセッサに対して、このオプションはデフォルトとして設定されるべきです。[1] [2]
'powersave' ガバナー cpufreq_powersave /sys/devices/system/cpu/cpu*/cpufreq/scaling_min_freq ファイルによって定義される、利用できる最も低いプロセッサ周波数に静的に設定します。 デフォルトとして設定できません。
'userspace' ガバナー: ユーザ空間における周波数スケーリング cpufreq_userspace (/sys/devices/system/cpu/cpu*/cpufreq/scaling_setspeed ファイルによって) 周波数を手動で設定するとき、もしくはユーザ空間のプログラムが動的にプロセッサ周波数を変更できるようにする時に設定します。
'ondemand' 周波数ポリシーガバナー cpufreq_ondemand 定期的なポーリングを行い、プロセッサの負荷に応じてただちに周波数を変更します。 Intel Core 以外に対して、このオプションはデフォルトとして設定されるべきです。
'conservative' 周波数ガバナー cpufreq_conservative 'ondemand' に似ています。高い処理速度が要求された時に、100% に直接ジャンプするのではなく段階的に周波数を上げるように、なめらかに周波数を上下させます。
'schedutil' 周波数ポリシーガバナー cpufreq_schedutil カーネルスケジューラによる周波数変更を駆動させることを目標としています。[3]
  1. Dominik Brodowski. Intel P-State driver, CPU frequency and voltage scaling code in the Linux(TM) kernel. Retrieved 12 June 2016.
  2. Michael Larabel. Linux's "Ondemand" Governor Is No Longer Fit. Retrieved 15 October 2016.
  3. Improvements in CPU frequency management, LWN.net, Neil Brown, 6 April 2016. Retrieved 12 January 2022.