Bluetooh 入力デバイス
From Gentoo Wiki
この記事では、Bluetooth 入力デバイス、例えば bluetooth マウス等の、Linux システム上でのセットアップについて記述します。
インストール
カーネル
カーネルで Bluetooth と evdev への対応が必要です。次のオプションも必須です。
重要
一部のハードウェアは特別なドライバを要求することがあります。必要に応じて下の Special HID devices を確認してください。
一部のハードウェアは特別なドライバを要求することがあります。必要に応じて下の Special HID devices を確認してください。
Device Drivers --->
[*] HID Devices --->
Special HID drivers --->
<*> ...
[*] Networking support --->
<*> Bluetooth subsystem support --->
<*> L2CAP protocol support
<*> HIDP protocol support
BlueZ の設定
ユーザ空間 HID 対応を有効化するには、/etc/bluetooth/input.conf 内で UserspaceHID の値を true
に変更してください:
# Enable HID protocol handling in userspace input profile
# Defaults to false (HIDP handled in HIDP kernel module)
UserspaceHID=true
ユーザ空間 HID 対応のためには、HID 入力デバイスのためのユーザ空間 I/O ドライバ (CONFIG_UHID) も有効化する必要があります:
Device Drivers --->
HID support --->
<*> User-space I/O driver support for HID subsystem
構成設定
入力デバイスを構成するには、それに特化したデスクトップ管理ツールを使用してください:
- GNOME のための net-wireless/gnome-bluetooth
- KDE のための kde-plasma/bluedevil
- net-wireless/blueman は汎用的な GTK クライアントです (つまり、Openbox/i3 等とともに使用するために)
一部の Bluetooth 入力デバイスは初期状態で HID モードではなく、HCI モードになっていることがあります。これは /lib/udev/rules.d/97-hid2hci.rules 内で udev によって処理することができます。追加のデバイスは、/etc/udev/rules.d に配置する必要のあるカスタムルールファイルに追加することができます。さらなる詳細については udev の記事を参照してください。
関連項目
- Bluetooth — Bluetooth コントローラーとデバイスの設定・使用について説明します。