OpenRC から systemd へのチートシート
From Gentoo Wiki
この記事は最近 OpenRC から systemd に乗り換えたユーザのための記事です。以下は日常的に使用される OpenRC のコマンドと、それと同等の systemd コマンドのリストです。
メモ
以下の表は網羅的な一覧ではなく、man ページの代わりとすることを意図するものでもありません。
以下の表は網羅的な一覧ではなく、man ページの代わりとすることを意図するものでもありません。
コマンド | OpenRC | systemd | コメント |
---|---|---|---|
サービスを開始する | /etc/init.d/<service> start rc-service <service> start |
systemctl start <service> | |
サービスを停止する | /etc/init.d/<service> stop rc-service <service> stop |
systemctl stop <service> | |
サービスを再起動する | /etc/init.d/<service> restart rc-service <service> restart |
systemctl restart <service> | |
サービスの状態を確認する | /etc/init.d/<service> status rc-service <service> status |
systemctl status <service> | |
知られているスタートアップスクリプトを表示する | rc-status rc-update show |
systemctl list-units | ランレベルに存在するスクリプトを表示します |
すべてのスタートアップスクリプトを表示する | ls /etc/init.d/ rc-update -v show |
systemctl list-unit-files --type=service | インストールされているすべてのスクリプトを表示します |
起動時のサービス開始を有効化する | rc-update add <service> <runlevel> | systemctl enable <service> | |
起動時のサービス開始を無効化する | rc-update del <service> <runlevel> | systemctl disable <service> |
次の表は、OpenRC に同等のものが無い、systemd の便利なコマンドのリストです。
コマンド | 文法 | コメント |
---|---|---|
自動的に生成されたサービスを無効化する | systemctl mask <service> | systemd で動的に生成されたサービス、つまりユニットファイルが必要に応じて生成されるサービス (通常はストレージを起因とするサービス) を無効化します。 |
サービスに関連するすべてのプロセスを殺す | systemctl kill <service> | |
今日発生したイベントログを、新しい方から順に表示する | journalctl -r --since=today | |
特定のサービスのイベントログを表示する | journalctl _SYSTEMD_UNIT=<service>.service |